2021-01-01から1年間の記事一覧
シビックとアコードの間に位置するクイントの特徴は、5ドアハッチバックセダンのボディスタイル。日本では5ドアハッチバックセダンは売れないというジンクスを覆しました。 後にインテグラへと続く、クイントの登場を振り返ります。 この投稿をInstagramで見…
オート三輪市場の大手メーカーだったダイハツが発売した、軽三輪トラックのミゼットは、零細商店の物流事情を変えた、昭和の小さな大物。 リアカーやバイクだった荷運びが、軽トラックへと変化した瞬間でした。 この投稿をInstagramで見る Hiro928(@hiroto_9…
1990年代、日常使いに優れた快適で実用的なクロスオーバーSUVが人気となる中、日産が2000年に発売したのがエクストレイル。 ライバル他車から遅れて登場したものの、価格を抑えたことや実用的なパッケージングが功を奏し、クラスを率いるほどの人気を獲得し…
トヨタのエントリーカーであるパブリカの上級車種として登場したパブリカスターレット。 その名の通り、後に日本のコンパクトカー市場を牽引したスターレットの初代モデルにあたりますが、当初は「小さなセリカ」とも言えるスペシャリティカーでした。 この…
乗用車がベースで3列シートを持つ、当時としては珍しいパッケージングで、日産・プレーリーと並んで国産ミニバンの草分け的存在のシャリオ。 4WD車やディーゼル車もラインナップし、三菱らしさも溢れていました。 この投稿をInstagramで見る ATY'S COLLECTIO…
R360クーペで軽乗用車市場に進出したマツダが、市場を席巻していたスバル・360に対抗すべく、新たな主力車種として開発したのがキャロル。 クラス唯一の4気筒エンジンや、4ドアモデルのラインナップなど、実力派の軽サルーンでした。 この投稿をInstagramで…
トヨタが1984年に発売した小型2シータークーペのMR2は、国産車初のミッドシップスポーツ。ミッドシップの技術的な可能性を探った意欲作でした。 珍しさもあり人気を集めましたが、実用性に乏しい2シーターのためか販売は振るいませんでした。 この投稿をInst…
プリンス・スカイラインの上級版の位置づけでデビューした初代グロリアは、国産量産車では戦後初の3ナンバー車となりました。 後に日本を代表する高級車の1つとなるグロリアの登場を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る Takeru(@takeru_skyway)がシェ…
スバルの得意分野である4WDと水平対向エンジンを活かして開発された、スバルらしさ溢れるクロスオーバーSUVがフォレスター。 レガシィとインプレッサで息を吹き返したスバルの「第3の柱」となりました。 この投稿をInstagramで見る Grey Goose (@grey_goose_…
ホンダが「トールボーイ」と称したシティのボディスタイルは、合理的かつ実用的であるものの、当時としては極めてユニークなものであり、賛否両論。 後に追加されたターボやカブリオレなどのスポーティモデルも特徴の1つとなりました。 この投稿をInstagram…
セルシオやシーマのヒットによって、高級セダンが飛ぶように売れた1990年頃。トヨタは、走りを極めたハイパフォーマンスセダンとしてアリストをデビューさせました。 その高性能さは「国産最速セダン」と呼ばれるほどで、280psを発揮するツインターボエンジ…
軽商用車のニーズが三輪から四輪に代わり始めた1960年頃、スズキもその商機を逃さぬように開発したのがスズライト・キャリイ。 ライバル各車に比べて圧倒的に広い荷台を備えたことが最大の特徴でした。 この投稿をInstagramで見る car kuruma boo(@car_kurum…
コンパクトハイトワゴンが台頭してきた1990年代後半、日産が送り出したキューブは、スクエアで個性的なデザインを採用した、実用性に優れたクルマ。 発売当初は月販1万台を超す大ヒットとなりました。 この投稿をInstagramで見る VADER-2nd-(@hiragramkp_typ…
スズキ・セルボの独占状態だった軽スペシャリティカー市場に、ダイハツが投入したリーザ。実用的なミラとは一線を画した、クーペ風ボディを纏って華々しくデビューしました。 後にはオープンモデルのリーザ―スパイダーも登場し、話題となりました。 この投稿…
三菱が1964年に発売したフラッグシップセダンのデボネア。大きくて豪華に見せたその個性的なデザインは個人ユーザーには敬遠され、三菱グループのショーファードリヴン需要に終始しました。 常に芳しくない販売状況を表すかのように、1986年まで約22年に渡っ…
1970年に登場したライトエースの上級版として登場したタウンエースは、ハイエースとの間を埋める役割だけでなく、レジャー需要の高まりから乗用ワゴンに力を入れたクルマでした。 現代のミニバンの基礎ともいえる、手頃なサイズ感と実用性のある多目的車とし…
カペラの後継車として登場したアテンザは、従来の5ナンバーサイズに囚われることなく、世界に通用するミドルセダンとして生まれ変わりました。 「クロノスの悲劇」以降、不調が続いたマツダにとっては、空前のヒット作となりました。 この投稿をInstagramで…
1966年に登場したトヨタ・カローラと日産・サニーの2台は、日本にマイカー時代を到来させた立役者。日本のモータリゼーションを支えたこの2台の戦いは、デビューと同時に始まりました。 カローラより半年早くリリースされたサニーの戦いはいかに。 この投稿…
ラインナップ拡充を図るトヨタが、1970年に発売した小型セダンのカリーナ。同時期に発売されたセリカ(初代A20型)とは、シャシーやエンジンを共用する兄弟車でした。 セリカほどの派手さまでは求めないものの、スポーティで高性能なクルマを欲したユーザーに…
RVブームに沸いた1980年代後半、ビッグホーンの成功によりRVに力を注ぎ始めたいすゞは、カジュアルでスタイリッシュな新モデルとしてミューを開発。 後にロングモデルも追加しますが、当初は3ナンバーサイズなのに2シーターという、存在感溢れるパッケージン…
ホンダが1999年に復活させた「S」モデルは、実に29年ぶりに販売されたFR車。2シーターオープンの本格スポーツで、走り好き達を魅了しました。 国内販売台数はそう多くはありませんでしたが、本格スポーツカーとしての評価は上々でした。 この投稿をInstagram…
トヨペット・ライトトラックSKB型として1954年に登場したトヨエースの前身は、日本の小型トラック市場を三輪から四輪に変えた立役者。 トラックの「国民車」として開発された新たな形の登場を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る Koka Fumino(@startli…
トヨタとの販売競争に快勝した初代310型からのフルモデルチェンジで登場した2代目410型は、ピニンファリーナのデザインによるヨーロッパ風なスタイルでデビューした意欲作でした。 果たして、トヨペット・コロナとのBC戦争の第2戦の結果はいかに。 この投稿…
RVブームの中で1991年にデビューしたRVRは、RVテイストを持ったトールワゴン。クルマの多様化を具体化したかのようなRVRの登場は、いかにも三菱らしい独自路線でした。 室内の広さ、手頃なサイズ感、使い勝手の良さなど、多様化時代にマッチしたパッケージン…
1978年にマツダが発売したサバンナRX-7は、ロータリーエンジンを搭載した、2+2のファストバッククーペ。薄くて低いボンネットにリトラクタブルヘッドライトなど、スタイリングもスポーティでした。 走行性能の高さの割にリーズナブルだったことが、若者を惹…
バブル絶頂期の1980年代後半、新たな高級車としてデビューしたセルシオ。北米市場では「レクサス・LS400」として販売され、日本初の世界で通用するラグジュアリーセダンでした。 世界から注目を集めたセルシオにより、大衆車のイメージが強かったトヨタは、…
1960年に発売されたハイゼットは、現行の軽自動車の中で最も長い歴史を持つクルマ。 現在に至るキャブオーバー型は2代目からで、初代はまだボンネット型でした。このボンネット型のL系は、フェローへと受け継がれ、クオーレそしてミラへと系譜が続いているの…
軽自動車に力を注いできたスズキが、フロンテ800(C10型)以来の小型乗用車として発売したカルタス。ゼネラルモーターズとの共同開発で生まれたコンパクトカーで、軽自動車並みの低価格を実現しました。 国内では軽自動車の影に隠れる存在でしたが、国外市場で…
RVブームを背景にマイカーの多様化を迎えた1990年代初頭、日産が送り出した新世代のミニバンがバネットセレナでした。 扱いやすいボディサイズながら室内が広い、現代にも通じるファミリーミニバンの原点です。 この投稿をInstagramで見る Febrizal.R.(@risi…
モータリゼーションの発展に伴って求められ始めたのがハイオーナーカー。コロナよりも豪華で快適で性能の優れるクルマを市場は求めました。 同年にデビューした日産・ローレルとともに切り拓いた新たなジャンルの始まりでした。 この投稿をInstagramで見る m…