1950年代

【トヨタ】トヨペット・スタウト(初代K20/30型)

RK型からのモデルチェンジにより、1956年から生産されたスタウトは、独立フェンダーやサイドステップを持たない、近代的な外観に生まれ変わりました。 後に世界で活躍するハイラックスシリーズの祖先とも言えるモデルを振り返ります。 この投稿をInstagramで…

【日産】ダットサントラック(3代目120型)

戦前からの長い歴史を持つ日産の「ダットサン」。1955年に、シャシーやボディを一新した戦後型の自動車として、110型乗用車と同時にデビューしたのが120型トラックでした。 新しい時代のダットサンに注文が殺到し、増産体制を組むほどでした。 この投稿をIns…

【マツダ】T1100/1500/2000(TTA/TUA/TVA型)

オート三輪市場を牽引してきたマツダの集大成とも言えるモデルがT1100/1500/2000。四輪トラックへの移行が進む中で、1974年まで生産が続きました。 オート三輪の中では現存数も多いことから、昭和30年代を象徴するクルマとして、ドラマや映画にも登場するモ…

【トヨタ】ランドクルーザー(2代目J20/30型)

軍用車としてスタートしたランドクルーザーは、1955年に初のフルモデルチェンジを受けて2代目へ移行。悪路走破性の高さに加えて、居住性や乗り心地も向上させるなど、民間向けに相応しいものに生まれ変わりました。 本格的な輸出も始まり、その信頼性の高さ…

【日産】キャブオール(初代C40/140型)

ボンネットトラックからキャブオーバートラックへ移行した過渡期に登場したキャブオール。 頑丈で快適でたくさん積めるトラックとして、ユーザーが求める姿を実現しました。 この投稿をInstagramで見る goodoldminorcars(@goodoldminorcars)がシェアした投稿

【スズキ】スズライト(2代目TL/FE型)/スズライトフロンテ(初代TLA/FEA)

商用バンのみに絞られて発売された2代目スズライトは、よりスタイリッシュなデザインに変貌を遂げて好調な販売を見せ、乗用車仕様のスズライトフロンテを派生させました。 アルト登場までの間、スズキを代表するモデルだったフロンテの誕生を振り返ります。 …

【日産】パトロール(初代4W60型)

三菱・ジープに競争入札で敗れた日産・パトロールは、トヨタ・ランドクルーザー同様に民需の道に活路を見出しました。 国内販売は終了していますが、海外向けには6代目Y62型まで発展しており、大型高級SUVとして生産され続けています。 この投稿をInstagram…

【いすゞ】ヒルマンミンクス(初代PH10型)

トラックやバスを生産していたいすゞが、乗用車市場へ進出するために、イギリスのルーツグループと提携してノックダウン生産したヒルマンミンクス。 そのノウハウが、後年のいすゞの乗用車へと引き継がれていきました。 この投稿をInstagramで見る pingu tak…

【ダイハツ】ミゼット(初代DK/DS型)

オート三輪市場の大手メーカーだったダイハツが発売した、軽三輪トラックのミゼットは、零細商店の物流事情を変えた、昭和の小さな大物。 リアカーやバイクだった荷運びが、軽トラックへと変化した瞬間でした。 この投稿をInstagramで見る Hiro928(@hiroto_9…

【日産】プリンス・グロリア(初代LSI/S3型)

プリンス・スカイラインの上級版の位置づけでデビューした初代グロリアは、国産量産車では戦後初の3ナンバー車となりました。 後に日本を代表する高級車の1つとなるグロリアの登場を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る Takeru(@takeru_skyway)がシェ…

【トヨタ】トヨペット・トヨエース(初代SKB型)

トヨペット・ライトトラックSKB型として1954年に登場したトヨエースの前身は、日本の小型トラック市場を三輪から四輪に変えた立役者。 トラックの「国民車」として開発された新たな形の登場を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る Koka Fumino(@startli…

【トヨタ】トヨペット・コロナ/コロナライン(初代T10型)

のちに熾烈な「BC戦争」を繰り広げることになるコロナ。その登場も、B=ブルーバードの先祖であるダットサン乗用車(110型)に対抗するためでした。 クラウンの成功とは裏腹に、急遽開発されたコロナの前に続く道は険しいものでした。 この投稿をInstagramで見…

【トヨタ】トヨペット・クラウン(初代RS/S20/S30型)/マスターライン(2代目S20/30型)

言わずと知れた日本の高級車「クラウン」。1955年にデビューした初代モデルは、初の本格的国産乗用車であり、もちろん初の国産高級車でした。 日本の自動車史においても、大きな転換期となったクラウンの誕生を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る spe…

【日産】プリンス・スカイライン/スカイウェイ(初代LSI/LRA/LVG/LPE/S2/R2/V2/P2型)

日本のスポーツカーとして知名度も高い名車スカイライン。1957年の登場以来、60年以上に渡る長い歴史を歩むことになりました。 初代スカイラインは高い技術を誇るプリンス自動車ならではの、高級セダン。そして、日本初のスペシャリティカーとして名高く、超…

【スズキ】スズライト(初代SS/SL/SP/SD型)

国民車構想が提唱された1955年。軽自動車規格内で構想に合致する四輪乗用車として、初めて発売されたのが、スズライト。 庶民にはまだまだ手が届かなかい価格だったことから、決して成功例とは言えませんが、スズライトが踏み出した日本車としての第1歩は、…

【トヨタ】ランドクルーザー(初代BJ型)

三菱・ジープに競争入札で敗れたトヨタ・ジープBJ型(後のランドクルーザー)。その結果、三菱・ジープとは異なる独自の発展を遂げ、今や世界中で高い評価を受けるクルマとなりました。 世界中の悪路で活躍することになるランドクルーザーの誕生について振り…

【日産】ダットサン・フェアレデー(初代S210型)

日産の代表的なスポーツモデルに成長したフェアレディZ。1959年に誕生したダットサン・スポーツ1000がその原点で、ダットサン・フェアレデーの名を冠したのは1960年のこと。 国内では小型セダンでさえ夢の時代に、日産が送り出したスポーツモデルは、北米向…

【スバル】360(K111型)

日本初の「大衆車」と言われているスバル・360。当時、破格の値段を実現し、庶民には縁のなかった自動車を身近なものにしたことで、日本に「マイカー文化」を定着させた、まさに「名車」です。 フォルクスワーゲン・タイプ1が「かぶと虫(ビートル)」と呼ば…

【日産】ダットサン・ブルーバード(初代310型)

日産自動車は、1955年に発売されたダットサン乗用車(110型)、1957年にモデルチェンジされたダットサン1000(210型)で、対抗馬として1957年にトヨタから発売されたトヨペット・コロナ(T10型)を販売面で圧倒し、小型タクシーで親しまれていました。 1959年8月、…