2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
1960年に発売されたハイゼットは、現行の軽自動車の中で最も長い歴史を持つクルマ。 現在に至るキャブオーバー型は2代目からで、初代はまだボンネット型でした。このボンネット型のL系は、フェローへと受け継がれ、クオーレそしてミラへと系譜が続いているの…
軽自動車に力を注いできたスズキが、フロンテ800(C10型)以来の小型乗用車として発売したカルタス。ゼネラルモーターズとの共同開発で生まれたコンパクトカーで、軽自動車並みの低価格を実現しました。 国内では軽自動車の影に隠れる存在でしたが、国外市場で…
RVブームを背景にマイカーの多様化を迎えた1990年代初頭、日産が送り出した新世代のミニバンがバネットセレナでした。 扱いやすいボディサイズながら室内が広い、現代にも通じるファミリーミニバンの原点です。 この投稿をInstagramで見る Febrizal.R.(@risi…
モータリゼーションの発展に伴って求められ始めたのがハイオーナーカー。コロナよりも豪華で快適で性能の優れるクルマを市場は求めました。 同年にデビューした日産・ローレルとともに切り拓いた新たなジャンルの始まりでした。 この投稿をInstagramで見る m…
1990年代に巻き起こったステーションワゴンブームの火付け役でもあり、いつもブーム中心にあったレガシィは、スバルの救世主となりました。 ライトバンのイメージが強くステーションワゴンが敬遠されていた時代とは何が違って、ブームとなったのでしょうか。…
5ナンバー枠に収まるロールーフミニバンが続々と登場する中、ホンダらしいスポーティさを売りにして大ヒットしたストリーム。 発売10か月で10万台を突破するなど、ベストセラーとなりました。 この投稿をInstagramで見る @osmanthus_banyanがシェアした投稿
空前のRVブームは、1990年代に入ると多様化しはじめ、後の「クロスオーバーSUV」に人気はシフトしていきました。その中心にいたのがRAV4で、1994年に発売されました。 オフロード性能に優れた本格4WDとは異なる、都会派SUVの先駆けでした。 この投稿をInstag…
コルト、そしてギャランへと続いていく系譜の先祖である三菱・500は、国民車構想に基づいた大衆車を目指して製作された小型車。 三菱にとっては初の自社制作乗用車でした。 この投稿をInstagramで見る よねさん(@doubley6000)がシェアした投稿
1980年代のクルマ業界は、パワー競争と電子制御技術競争の時代。これを否定するかのように登場したBe-1は、異例のヒットを見せました。 日産の「パイクカー」第1弾であったBe-1の登場を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る 小山 寸堂(@inaka_zoo)がシ…
長年マツダのフラッグシップだったルーチェの後継として登場したセンティア。曲面で構成された流麗なプロポーションは、ライバルを凌駕する美しさを持っていました。 しかしながら新世代のプレステージフラッグシップセダンは、多チャンネル化したマツダの屋…
高度経済成長の真っ只中、憧れの存在だった自家用車を現実にした立役者がカローラ。走れればいいというようなそれまでの実用性重視の大衆車とは異なり、高速巡行性能や高級感にも配慮されて開発され、日本のモータリゼーションを支えました。 世界各国で売れ…
大ヒットを記録したスズキ・ワゴンRの登場から約2年後、同コンセプトでダイハツが開発したのがムーヴ。ワゴンRとの差別化を作ることが出来たのは、後発ならでは。 両車とも好調な販売を見せ、熾烈な販売競争が始まりました。 この投稿をInstagramで見る jdmv…
トヨペット・クラウンの登場から5年が経った1960年、オースチンのノックダウン生産のノウハウを活かし、日産が投入した高級乗用車がセドリックでした。 長年に渡りライバルとなるクラウンとの戦いは、ここから始まりました。 この投稿をInstagramで見る yuic…
シビックで大成功を収めていたホンダは、さらにラインナップを拡充すべく、より上級なクルマとしてアコードを開発。 のちにホンダの世界戦略車として成長するアコードは、排ガス規制の中で低公害のCVCCを売りにし、ハッチバックからスタートしました。 この…
ホンダ・オデッセイが一世を風靡した1990年代半ば、トヨタが投入したライバル車がイプサム。オデッセイに対抗するために取られた差別化は、5ナンバーサイズに収めることでした。 コンパクトながらも使い勝手のいい新しいミニバンの形を提案しました。 この投…
いすゞが1968年に発売した117クーペは、フラッグシップモデルとして1981年まで生産された「名車」。その後継車として、いすゞの看板を背負ってデビューしたのがピアッツァでした。 ジウジアーロがデザインした美しいクーペは、ほぼショーモデルのまま量産化…
ベストセラーとなっていたマツダ・ボンゴ(初代FSA型)に対抗すべく、三菱が投入した小型キャブオーバー車がデリカ。 三菱がジープ生産で培ったラダーフレームが採用されたことで、様々なバリエーションを作りやすく、耐久性の高い商用車を作ることに成功しま…
のちに熾烈な「BC戦争」を繰り広げることになるコロナ。その登場も、B=ブルーバードの先祖であるダットサン乗用車(110型)に対抗するためでした。 クラウンの成功とは裏腹に、急遽開発されたコロナの前に続く道は険しいものでした。 この投稿をInstagramで見…
1994年に日産が送り出したラシーンは、サニーがベースのコンパクトクロスオーバーSUV。都会にも似合う背の低いワゴンスタイルのSUVは、手頃に味わえるSUVとして人気を博しました。 1980年代後半に一大ブームを巻き起こした「パイクカー」の流れを汲んだ、レ…
小型軽量なボディサイズに、堅牢なラダーフレーム、大径タイヤを備えた4WDとして、悪路の踏破性はトップクラスの性能を誇るジムニー。林道や山岳地で活躍するだけでなく、近年では趣味のクルマとしても安定した人気を誇っています。 自動車業界から撤退直前…
スペシャリティカーの登場に沸いた1970年代。トヨタが発表したセリカは、その流麗なルックスと豊富なラインナップ展開で、大ヒットを記録しました。 北米で流行していたフォード・マスタングを手本として開発された、通称「ダルマ」と呼ばれる初代セリカをご…