2021-01-01から1年間の記事一覧

【ホンダ】モビリオ/モビリオスパイク(GB1/2/GK1/2型)

ミニバンブームに沸いていた国内市場。2001年にホンダが投入したモビリオは、全長4m級のボディに3列シートを配置したコンパクトミニバンの走りでした。 ホンダが得意とした低床パッケージングとショートノーズ化によって、余裕のある室内空間を実現し、多彩…

【マツダ】T1100/1500/2000(TTA/TUA/TVA型)

オート三輪市場を牽引してきたマツダの集大成とも言えるモデルがT1100/1500/2000。四輪トラックへの移行が進む中で、1974年まで生産が続きました。 オート三輪の中では現存数も多いことから、昭和30年代を象徴するクルマとして、ドラマや映画にも登場するモ…

【トヨタ】セリカ(2代目A40/50型)

スペシャリティカー市場を切り拓いたセリカの2代目モデルは、空力に優れたボディスタイルを用いた高性能なクルマに仕上げられ、1977年にデビュー。 好調な販売を見せ、スペシャリティカーの王座に君臨するかと思われましたが、最大のライバルとなる3代目シル…

【日産】プレセア(初代R10型)

4ドアハードトップの流行に合わせて登場したプレセアは、サニーをベースとし、ライバル車よりも一回りコンパクトなサイズでデビューしました。 1990年に発売した直後は好調な成績を収めるも、4ドアハードトップの衰退と共に、次第に販売は低迷しました。 Vie…

【スバル】ジャスティ(初代KA型)

コンパクトハッチバックが出揃いつつあった1984年に登場したジャスティは、発売当初から4WD車を設定した、スバルらしいリッターカー。 当時車種ラインナップが極端に少なかったスバルは、レックスとレオーネの間を埋めることで、販売力強化を狙いました。 Vi…

【トヨタ】パブリカ(初代P10/20型)

トヨタ初の大衆車として1961年にデビューしたパブリカは、低価格を実現するため、極めて質素なクルマに仕上げた結果、当初の販売は低迷しました。 その後、デラックス化やコンバーチブル追加などで息を吹き返し、一転してパブリカはヒット作となりました。 V…

【三菱】デリカ(2代目L型)

初のフルモデルチェンジで2代目に移行したデリカは、RV色を一気に強め、9人乗りのスターワゴンが人気モデルとなりました。 特に、後に追加された本格4WD車は、現代まで続くデリカのスタイルを確立したモデルでした。 この投稿をInstagramで見る 初代デリカス…

【日産】デュアリス(J10型)

日産の欧州戦略車として開発されたデュアリスは、ミドルサイズのクロスオーバーSUV。都会派を感じるスタイリングが魅力で、国内でも2007年から販売されました。 欧州市場では、英国工場の生産を増産対応するほどの人気車種となりました。 この投稿をInstagra…

【ダイハツ】オプティ(初代L300/310型)

ミラの上級車種として1992年に登場したオプティ。リーザの後継車とされましたが、スペシャリティなクーペスタイルだったリーザから一転、丸みを持たせた可愛らしいクルマに生まれ変わりました。 一般的な軽自動車と比べて高級感のある作り込みで、上級車種ら…

【マツダ】ファミリア(初代SS/SP/MP/MS/BS/BP型)

マツダ初のファミリーカーとして発売されたファミリア。1963年当時の市場背景を反映し、商用バンからスタートしました。 後にセダン、クーペ、ピックアップトラックも追加してバリエーション拡大し、マツダの主力車種になりました。 この投稿をInstagramで見…

【トヨタ】ウィンダム(初代XV10型)

トヨタ・カムリプロミネントの後継として1991年に登場したウィンダムは、FFレイアウトにV6エンジンを搭載する3ナンバーセダンで、北米市場を意識したクルマ。 海外向けにはレクサス・ESとして販売された高級セダンでした。 この投稿をInstagramで見る Vanden…

【ホンダ】シビック(2代目ST/SL/SR/SS/WD/VC型)/バラード(初代ST型)

CVCC技術とFFパッケージングで大人気となった初代シビックの登場から7年。来たる1980年代に向けて1979年にフルモデルチェンジを果たしました。 ベルノ店専売の4ドアセダンとして、姉妹車のバラードも発売されました。 この投稿をInstagramで見る 日本スタイ…

【いすゞ】ビークロス(UGS25型)

乗用車市場から撤退してSUVメーカーとなったいすゞが、1997年に発売したビークロスは、「全天候型スポーツカー」という方針のもとで開発されたスペシャリティSUV。 現代でいうクーペSUVにも通じる、奇抜なスタイリングなどから販売は低迷。登場が少し早すぎ…

【日産】シルビア(初代S310型)

フェアレディ1500をベースに、クローズドボディを載せた2シータークーペのシルビア。流麗なスタイリングを実現したボディパネルの造形は、熟練の手作業により生み出されました。 非常に高価だったこともあり、商業的に成功したとは言えない結果でしたが、国…

【トヨタ】ランドクルーザー(2代目J20/30型)

軍用車としてスタートしたランドクルーザーは、1955年に初のフルモデルチェンジを受けて2代目へ移行。悪路走破性の高さに加えて、居住性や乗り心地も向上させるなど、民間向けに相応しいものに生まれ変わりました。 本格的な輸出も始まり、その信頼性の高さ…

【スズキ】ワゴンRワイド(MA61S/MB61S型)

ワゴンRの異例の大ヒットによって、軽自動車市場でシェアを拡大したスズキが、カルタスやエスクードだけでは競争力不足だった小型乗用車市場に、ニューモデルとして投入したのがワゴンRワイド。 軽自動車をベースに小型車化するノウハウは、ジムニーで十分積…

【三菱】コルト600(A13型)

三菱にとって戦後初の自社制作乗用車となった三菱・500の、モデルチェンジ版して1962年に生まれたのがコルト600。 基本構造は三菱・500を踏襲したことなどから販売は低迷し、1965年には後継となるコルト800が発売となり、短命に終わりました。 この投稿をIns…

【トヨタ】iQ(AJ10型)

地球温暖化の問題により、CO2排出量の削減を目的に、エコカーの流れが活発化した2000年代。トヨタなりの1つの答えが、クルマ自体をダウンサイジングすることで、それを具体化したのがiQでした。 全長3mに満たないマイクロコンパクトカーは注目を集めましたが…

【日産】レパード(初代F30型)

1980年代を迎え、日産の新たな高級パーソナルカーとして開発されたレパード。半年後に登場したトヨタ・ソアラと共に、時代を彩りました。 近未来的なスタイリングや最新技術を武器に売り出されたものの、人気を集めたのは圧倒的にソアラで、レパードは後塵を…

【マツダ】ボンゴフレンディ(SG型)

ボンゴワゴンとボンゴブローニイワゴンの後継モデルとして1995年に発売されたボンゴフレンディ。 屋根の前方が持ち上がって大人2人が寝られるテントが現れる、電動開閉式ルーフの「オートフリートップ」が最大の特徴でした。 この投稿をInstagramで見る 夏目…

【ホンダ】プレリュード(初代SN型)

シビックとアコードの成功によって、好調な販売成績を収めていたホンダが、アコードをベースにしたスペシャリティクーペとして発売したのがプレリュード。 国外での販売が好調で、総生産台数のうち約8割が輸出されました。 この投稿をInstagramで見る s.akir…

【トヨタ】トヨペット・コロナ/コロナライン(2代目T20/30型)

欧州風なスタイリング、広い室内空間、快適装備などを備え、販売に苦しんだ初代モデルから一転した2代目トヨペット・コロナ。 しかし、耐久性に乏しいと不評を買ってしまい、販売面ではダットサン・ブルーバードを前に歯が立ちませんでした。 この投稿をInst…

【ダイハツ】ネイキッド(L750/760型)

ショーモデルが市販化されたネイキッドは、自由自在な使い方ができる新しい軽自動車。 露出したドアヒンジや、外側からボルト止めされたバンパーなど、見た目でも個性あふれる意欲作でした。 この投稿をInstagramで見る 鈴木 竜太(@studiobellwood)がシェア…

【日産】ダットサン・サニー/サニーエクセレント(2代目B110/120型)

「隣のクルマが小さく見えます」のキャッチコピーでデビューした2代目サニー。最大のライバルだったトヨタ・カローラとの販売競争を繰り広げました。 また、2代目サニートラックは、1994年まで生産されることになる超ロングセラーとなりました。 この投稿をI…

【スズキ】マイティボーイ(SS40型)

2シーターピックアップトラックで軽自動車という、斬新なコンセプトでデビューしたマイティボーイ。 スポーティなセルボをベースにした個性溢れるニューモデルでしたが、時代と社会は付いていけず、いわゆる「珍車」と評される1台になりました。 この投稿をI…

【トヨタ】シエンタ(初代XP80型)

コンパクトサイズのミニバンとして、トヨタが2003年に発売したシエンタは、国内の道路事情に合ったサイズが受け入れられ、人気となりました。 一度製造中止もありながら、12年に渡るロングセラーモデルとなりました。 この投稿をInstagramで見る Yoshikawa R…

【スバル】インプレッサ(初代GC/GF型)

スバルのコンパクトクラスを担う車種として1992年に登場したインプレッサ。欧州Cセグメントを狙った世界戦略車として開発されました。 ファミリーセダンから高性能スポーツモデルまで、様々なバリエーションが用意され、特にスポーツモデルが人気を博しまし…

【三菱】ギャラン(2代目A110型)

質実剛健だった三菱のイメージを、スポーティなものに変えた初代モデルから、ボディサイズを大型化して正統派セダンに生まれ変わった2代目ギャラン。 提携していたクライスラーとの関係や、下位モデルであるランサーの登場などの背景もあり、ギャランの個性…

【トヨタ】ハイラックスサーフ(初代N60型)

アウトドアブームに沸いた1980年代初め、各メーカーからRV車が続々とデビューする中、トヨタからはハイラックスサーフが満を持して登場。 三菱・パジェロと共に、RVブームの中心的存在となりました。 この投稿をInstagramで見る Dion Gray(@craftyclassics)…

【マツダ】ロードペーサー(RA1型)

トヨタ・センチュリーや日産・プレジデントに対抗する大型セダンとして、ロータリーエンジンを搭載してデビューしたのがマツダ・ロードペーサー。 オーストラリアのホールデン・プレミアの部品購入契約を交わし、日本仕様に改良を施して完成車として販売した…