旧車
フェアレディ1500をベースに、クローズドボディを載せた2シータークーペのシルビア。流麗なスタイリングを実現したボディパネルの造形は、熟練の手作業により生み出されました。 非常に高価だったこともあり、商業的に成功したとは言えない結果でしたが、国…
軍用車としてスタートしたランドクルーザーは、1955年に初のフルモデルチェンジを受けて2代目へ移行。悪路走破性の高さに加えて、居住性や乗り心地も向上させるなど、民間向けに相応しいものに生まれ変わりました。 本格的な輸出も始まり、その信頼性の高さ…
三菱にとって戦後初の自社制作乗用車となった三菱・500の、モデルチェンジ版して1962年に生まれたのがコルト600。 基本構造は三菱・500を踏襲したことなどから販売は低迷し、1965年には後継となるコルト800が発売となり、短命に終わりました。 この投稿をIns…
1980年代を迎え、日産の新たな高級パーソナルカーとして開発されたレパード。半年後に登場したトヨタ・ソアラと共に、時代を彩りました。 近未来的なスタイリングや最新技術を武器に売り出されたものの、人気を集めたのは圧倒的にソアラで、レパードは後塵を…
シビックとアコードの成功によって、好調な販売成績を収めていたホンダが、アコードをベースにしたスペシャリティクーペとして発売したのがプレリュード。 国外での販売が好調で、総生産台数のうち約8割が輸出されました。 この投稿をInstagramで見る s.akir…
欧州風なスタイリング、広い室内空間、快適装備などを備え、販売に苦しんだ初代モデルから一転した2代目トヨペット・コロナ。 しかし、耐久性に乏しいと不評を買ってしまい、販売面ではダットサン・ブルーバードを前に歯が立ちませんでした。 この投稿をInst…
「隣のクルマが小さく見えます」のキャッチコピーでデビューした2代目サニー。最大のライバルだったトヨタ・カローラとの販売競争を繰り広げました。 また、2代目サニートラックは、1994年まで生産されることになる超ロングセラーとなりました。 この投稿をI…
2シーターピックアップトラックで軽自動車という、斬新なコンセプトでデビューしたマイティボーイ。 スポーティなセルボをベースにした個性溢れるニューモデルでしたが、時代と社会は付いていけず、いわゆる「珍車」と評される1台になりました。 この投稿をI…
質実剛健だった三菱のイメージを、スポーティなものに変えた初代モデルから、ボディサイズを大型化して正統派セダンに生まれ変わった2代目ギャラン。 提携していたクライスラーとの関係や、下位モデルであるランサーの登場などの背景もあり、ギャランの個性…
アウトドアブームに沸いた1980年代初め、各メーカーからRV車が続々とデビューする中、トヨタからはハイラックスサーフが満を持して登場。 三菱・パジェロと共に、RVブームの中心的存在となりました。 この投稿をInstagramで見る Dion Gray(@craftyclassics)…
トヨタ・センチュリーや日産・プレジデントに対抗する大型セダンとして、ロータリーエンジンを搭載してデビューしたのがマツダ・ロードペーサー。 オーストラリアのホールデン・プレミアの部品購入契約を交わし、日本仕様に改良を施して完成車として販売した…
初代の高級セダン路線から、小型ファミリーセダンとして生まれ変わった2代目スカイライン。日本グランプリに向けて作られたスカイラインGTが活躍し、「スカG」として人気を得ました。 スカイラインの「羊の皮を被った狼」としての始まりでした。 この投稿をI…
ホンダにとって11年ぶりとなる軽自動車が、1985年に発売されたトゥデイ。 ロングホイールベースとワイドトレッドにより、広い室内を実現しただけでなく、高い操縦安定性を確保しました。 この投稿をInstagramで見る s.akira0413(@s.akira0413)がシェアした投…
日産・ダットサントラックの独占状態だった小型ボンネットトラック市場に、いすゞが投入したのがワスプで、ベレット同じフロントマスクを持つことが特徴でした。 ライトバンのベレットエキスプレス共々、市場参入を目指した意欲作でしたが、残念ながら販売は…
ランドクルーザーなどの本格的なオフロード4WDと、軽オフロードのジムニーとの間を生める車種として1974年に登場したタフト。 軽いボディとパワフルなエンジンによって、ダイナミックな走りを実現しました。 この投稿をInstagramで見る daihatsu f20 - 00968…
ボンネットトラックからキャブオーバートラックへ移行した過渡期に登場したキャブオール。 頑丈で快適でたくさん積めるトラックとして、ユーザーが求める姿を実現しました。 この投稿をInstagramで見る goodoldminorcars(@goodoldminorcars)がシェアした投稿
世界初の量産型ロータリーエンジン搭載車として知られるコスモスポーツ。 マツダが社運をかけて挑戦したロータリーエンジンの開発は、困難を極めましたが、1967年に市販にこぎつけた、意欲作でした。 この投稿をInstagramで見る Ретро автомобили/Classic ca…
CVCC技術によって1970年代の排出ガス規制を乗り切ったホンダ。次の時代に突入する上で、さらに居住性を高めた2代目アコードを1981年に送り出しました。 車種ラインナップ拡充のため、姉妹車のビガーも同時にデビューしました。 この投稿をInstagramで見る Qu…
初の本格的国産量産車だった初代モデルのクラシカルなデザインから一転し、アメリカンなフラットデッキスタイルに生まれ変わった2代目クラウン。 静粛性と低振動を実現したX型フレーム+モノコックボディの組み合わせは、1990年代まで続くクラウンの伝統とな…
商用バンのみに絞られて発売された2代目スズライトは、よりスタイリッシュなデザインに変貌を遂げて好調な販売を見せ、乗用車仕様のスズライトフロンテを派生させました。 アルト登場までの間、スズキを代表するモデルだったフロンテの誕生を振り返ります。 …
「TOYOTA 3000GT」のキャッチコピーを掲げてデビューしたスープラは、セリカの上級車種であるセリカXXの後継車。 高性能エンジンを搭載した、流麗なファストバッククーペは、国産スポーツモデル黄金期を代表する1台となりました。 この投稿をInstagramで見る…
トヨタ・カローラや日産・サニーと同じ大衆車クラスにスバルが投入した1000は、安定した走りと豊かな室内空間を追及した、スバルらしいこだわりの1台。 前輪駆動と水平対向エンジンという、現代にも通じるスバルのアイデンティティを生み出しました。 この投…
三菱・ジープに競争入札で敗れた日産・パトロールは、トヨタ・ランドクルーザー同様に民需の道に活路を見出しました。 国内販売は終了していますが、海外向けには6代目Y62型まで発展しており、大型高級SUVとして生産され続けています。 この投稿をInstagram…
「セリカカムリ」と名乗った初代A40/50型のFRスポーツセダン路線からは打って変わり、FF上級セダンへと移行したカムリ。姉妹車のビスタもこの時生まれました。 FF化の恩恵により室内が広いことが最大の売りでした。 この投稿をInstagramで見る ゆうと(クル…
自家用車と言えば軽自動車が主流だった1960年代から一転、マイカー時代が到来した1970年頃には、軽自動車の需要は縮小傾向でした。スタイリッシュな外観や高出力なエンジンを武器に、ダイハツを支えた屋台骨が、フェローMAX。 軽自動車初のハードトップモデ…
1960年代、国産のショーファードリブンカーの要望が強くなる中で、日産が1965年に発売したのがこのプレジデント。 トヨタ・センチュリーと競合する、長い歴史が始まりました。 この投稿をInstagramで見る 清岡裕次 yuji kiyooka プリン職人 カメラマン(@ma…
三菱初の軽乗用車として1962年に発売されたミニカは、三菱らしい堅実な、FRレイアウトの3ボックスセダンでした。 当時としては長い約7年もの間生産されたロングセラーモデルとなりました。 この投稿をInstagramで見る DINO208GT4(@saba_vzb10405)がシェアし…
大ヒットした初代ハイエースの後を継ぐ形で、1977年に登場した2代目ハイエースは、そのパッケージングの良さを活かしながら、より洗練されて使い勝手のいいものに進化しました。 モデル途中からはRV要素を強め、来たるRV時代にも応えられる上級ワゴンの道を…
スポーツカー市場に期待を込めた日産が作り上げた、渾身の本格スポーツカー。第1回日本グランプリで優勝したことでも有名で、国産車最速の称号を得ました。 最終型の2.0Lモデルは特にスパルタンな走りでファンを魅了しました。 この投稿をInstagramで見る @c…
トラックやバスを生産していたいすゞが、乗用車市場へ進出するために、イギリスのルーツグループと提携してノックダウン生産したヒルマンミンクス。 そのノウハウが、後年のいすゞの乗用車へと引き継がれていきました。 この投稿をInstagramで見る pingu tak…