1960年代
1966年に登場したトヨタ・カローラと日産・サニーの2台は、日本にマイカー時代を到来させた立役者。日本のモータリゼーションを支えたこの2台の戦いは、デビューと同時に始まりました。 カローラより半年早くリリースされたサニーの戦いはいかに。 この投稿…
トヨタとの販売競争に快勝した初代310型からのフルモデルチェンジで登場した2代目410型は、ピニンファリーナのデザインによるヨーロッパ風なスタイルでデビューした意欲作でした。 果たして、トヨペット・コロナとのBC戦争の第2戦の結果はいかに。 この投稿…
1960年に発売されたハイゼットは、現行の軽自動車の中で最も長い歴史を持つクルマ。 現在に至るキャブオーバー型は2代目からで、初代はまだボンネット型でした。このボンネット型のL系は、フェローへと受け継がれ、クオーレそしてミラへと系譜が続いているの…
モータリゼーションの発展に伴って求められ始めたのがハイオーナーカー。コロナよりも豪華で快適で性能の優れるクルマを市場は求めました。 同年にデビューした日産・ローレルとともに切り拓いた新たなジャンルの始まりでした。 この投稿をInstagramで見る m…
コルト、そしてギャランへと続いていく系譜の先祖である三菱・500は、国民車構想に基づいた大衆車を目指して製作された小型車。 三菱にとっては初の自社制作乗用車でした。 この投稿をInstagramで見る よねさん(@doubley6000)がシェアした投稿
高度経済成長の真っ只中、憧れの存在だった自家用車を現実にした立役者がカローラ。走れればいいというようなそれまでの実用性重視の大衆車とは異なり、高速巡行性能や高級感にも配慮されて開発され、日本のモータリゼーションを支えました。 世界各国で売れ…
トヨペット・クラウンの登場から5年が経った1960年、オースチンのノックダウン生産のノウハウを活かし、日産が投入した高級乗用車がセドリックでした。 長年に渡りライバルとなるクラウンとの戦いは、ここから始まりました。 この投稿をInstagramで見る yuic…
ベストセラーとなっていたマツダ・ボンゴ(初代FSA型)に対抗すべく、三菱が投入した小型キャブオーバー車がデリカ。 三菱がジープ生産で培ったラダーフレームが採用されたことで、様々なバリエーションを作りやすく、耐久性の高い商用車を作ることに成功しま…
のちに熾烈な「BC戦争」を繰り広げることになるコロナ。その登場も、B=ブルーバードの先祖であるダットサン乗用車(110型)に対抗するためでした。 クラウンの成功とは裏腹に、急遽開発されたコロナの前に続く道は険しいものでした。 この投稿をInstagramで見…
言わずと知れた日本の高級車「クラウン」。1955年にデビューした初代モデルは、初の本格的国産乗用車であり、もちろん初の国産高級車でした。 日本の自動車史においても、大きな転換期となったクラウンの誕生を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る spe…
二輪車メーカーだったホンダが、初めて発売した四輪車T360は、スポーツカーのような高性能エンジンをミッドシップレイアウトした、あまりに衝撃的な軽トラックでした。 独自性の強いホンダのクルマ作りは、このT360から既に始まっていたのです。 この投稿をI…
ジウジアーロによる美しいスタイリングを持ってデビューしたルーチェは、いわゆる「ハイオーナーカー」の元祖。そしてルーチェロータリークーペは、ルーチェとの血縁関係はほぼなく、専用設計された生粋のスペシャリティクーペ。 マツダのフラッグシップとし…
日本のスポーツカーとして知名度も高い名車スカイライン。1957年の登場以来、60年以上に渡る長い歴史を歩むことになりました。 初代スカイラインは高い技術を誇るプリンス自動車ならではの、高級セダン。そして、日本初のスペシャリティカーとして名高く、超…
世界で愛されている日本車の1つ、ハイエース。実用性に優れた荷室と、100万kmもの走行にも耐えられるという耐久性など、様々な用途で重宝されています。 トラックが商用車の基本だった時代から、ワンボックス型を主流に変えたハイエースは、初代モデルの頃に…
ギャランの成功によって、質実剛健な三菱車のイメージを刷新し、スポーティなイメージに変えることに成功した三菱。 三菱を長年支えた主力モデルへと発展したギャランの誕生を振り返ります。 この投稿をInstagramで見る driver_mag_insta(@driver_mag_insta)…
日産の代表的なスポーツモデルに成長したフェアレディZ。1959年に誕生したダットサン・スポーツ1000がその原点で、ダットサン・フェアレデーの名を冠したのは1960年のこと。 国内では小型セダンでさえ夢の時代に、日産が送り出したスポーツモデルは、北米向…
1960年代、各メーカーから続々と実用性のある軽乗用車がデビューする中、ダイハツからもフェローが登場。 ライバル競争にあまり恵まれず、存在感の薄いモデルになってしまった反面、軽乗用車の高出力化競争のきっかけを与えたモデルでした。 この投稿をInsta…
スバル・360の発売から2年後、初のライバルとして登場したマツダ・R360クーペは、トラックを生産していたマツダにとって初の乗用車。 1962年にマツダ・キャロルが発売された後も、1969年まで細々と生産が続けられたこのクルマは、軽自動車市場の拡大に大きな…
1967年発売の軽自動車・N360で成功を収めたホンダが、小型乗用車市場への進出を狙って発売したのがホンダ・1300。 独創的なメカニズムを多く盛り込んで話題となるものの、今となっては「失敗作」とも言われることもあるが、その真意はいかに。 この投稿をIns…
小型1BOX車の代名詞となった「ボンゴ」。派生モデルも次々に登場し、1980~1990年代には1BOX車ブームを牽引しました。 その初代が登場したのは1966年のこと。商用・乗用問わず、日本における1BOX車の大きな歴史のドアを開いたのは、紛れもなく、この初代ボン…
かつて、いすゞのフラッグシップモデルとして生産された117クーペは、何と言ってもジウジアーロデザインの美しいボディラインが特徴。初期型は「ハンドメイド」でボディを生産したのは有名な話です。 いすゞが乗用車市場から撤退してしばらく経ちますが、い…
日本初の「大衆車」と言われているスバル・360。当時、破格の値段を実現し、庶民には縁のなかった自動車を身近なものにしたことで、日本に「マイカー文化」を定着させた、まさに「名車」です。 フォルクスワーゲン・タイプ1が「かぶと虫(ビートル)」と呼ば…
日産自動車は、1955年に発売されたダットサン乗用車(110型)、1957年にモデルチェンジされたダットサン1000(210型)で、対抗馬として1957年にトヨタから発売されたトヨペット・コロナ(T10型)を販売面で圧倒し、小型タクシーで親しまれていました。 1959年8月、…