1990年代
バブル景気によるニューモデル投入の流れに、軽自動車規格の改定が重なり、スズキが本格設計した軽スポーツ、カプチーノ。 同時期にデビューしたホンダ・ビートと共に、平成の「BC戦争」を繰り広げ、現在でもマニアの多い、楽しさが凝縮されたピュアスポーツ…
1980年代から盛り上がり始めたSUVブーム。キャンプや釣り、マリンスポーツにウインタースポーツと、アウトドアに出かけるためのクルマとして人気がありました。 他メーカーから一歩遅れて日産が1986年に発売した初代テラノは、北米でデザインを行った自信作…
スペシャルティカーに沸いた1980年代半ば。スバルからデビューしたのがアルシオーネでした。 国産車トップの空力性能、渾身の最新技術、そして途中追加されたスバル初のフラット6エンジン。しかし、当時としては奇抜な内外装を前に飛びつくユーザーは少なく…
1990年代前半、RVブームの煽りを受けて人気を博したステーションワゴン。トヨタが、ワゴン専用モデルとして満を持して投入したのがカルディナでした。 理想のステーションワゴンを目指して開発された自信作で、一定の結果を残すも、リーダーカーだったレガシ…
1997年に登場した初代ハリアーは、乗用車ベースの高級SUVという、全く新しいジャンルを作った先駆車。 ハリアーの登場以降、国内のみならず、世界中のメーカーが追随することになり、高級SUVは一躍人気ジャンルと化しました。 この投稿をInstagramで見る ネ…
2000年代以降、国内市場はミニバンブームに沸き、なかでもLLサイズと呼ばれる大型高級ミニバンが人気を集めています。 その高級ミニバンの元祖ともいえるのが日産・エルグランド。それまでの1BOX車とは一線を画す、広い室内空間や快適さを持ち、日本のミニバ…
軽自動車の量産・大衆化に成功したスバル・360の登場から35年が経った1993年、それまでの軽自動車の常識を変えた革新的なモデルが、スズキ・ワゴンRでした。 狭いイメージを払拭して、圧倒的な室内空間と利便性を持ち、昨今の軽ハイトワゴンブームの礎を築い…
1970年代まで、その後に「RV車」と呼ばれる四輪駆動車の呼称は「ジープ」でした。言うまでもなく、三菱・ジープがRV車の代名詞だったことに由来します。悪路走破性に特化した車体構造と無骨なデザイン、自家用車にするユーザーは極めて少数派でした。そんな…
昨今のミニバンブームの火付け役ともいえる初代オデッセイ。CR-Vやステップワゴンと並んで、当時苦境だったホンダを救った救世主の1つです。 当時の主流はバンをベースにしたハイルーフミニバンでしたが、全高が低くてスライドドアを持たない、新たなミニバ…